どーも、オイルエンジニアのとらいぼです。
車ユーザの方々、気に入っている愛車にはなるべく長く乗りたいですよね?
そのために、必要なのはオイルメンテナンスです。
良いオイルを適切なタイミングで交換するのが、愛車を長持ちさせるコツです。
じゃあ、どんなオイルを入れればよいのでしょうか?
このページでは、世界的に有名な高性能エンジンオイル
『モービル1(Mobil1)』について、解説していきたいと思います。
この記事を読んで分かる事は、以下の通りです。
・モービル1(Mobil1)の性能が分かる
・モービル1(Mobil1)のラインナップが分かる
・モービル1(Mobil1)の口コミが分かる
モービル1(Mobil1)とは、どんなオイルか?
モービル1は、非常に有名なエンジンオイルの1つです。
国内では最も有名、といっても過言ではないかもしれません。
歴史も古く、1970年代に放映されたTVCMで一躍有名になりました。
『-40℃の世界ではバナナで釘も打てます・・・』ってやつです。
また、Mobil1はレースの世界でも有名です。
むしろ、レースの世界で叩かれたオイルだからこそ、高い性能を持っていると言えます。
モービル1(Mobil1)の製造メーカー
モービル1(Mobil1)の製造元は、世界的に有名な石油会社『エクソンモービル 』です。
実はエクソンモービルは、エンジンオイルのメーカであると共に、合成基油の代表油種であるPAO(ポリアルファオレフィン)のメーカでもあります。
これは結構珍しいことで、エクソンモービルは、この利を生かして、合成基油オイルを製造していました。
現在は、コストの観点から、合成油ではなくGrⅢ鉱油が使用されているようです。
GrⅢ鉱油について、気になった方は、以下のリンクで詳しく解説しているので、見ていってください!
モービル1(Mobil1)の性能(0W-20と5W-30)
現在(2023年5月時点)のMobil1のラインナップを表にしてみました!

それぞれの粘度について、低温性能を示す流動点、省燃費性の指標の粘度指数を載せています。
流動点と粘度指数について、もっと詳しく知りたい方は、下記ページへどうぞ!
0W-20~10W-30は、最新規格のAPI:SP、ILSAC:GF-6aを取得していて、さらに0W-40、FSX2 5W-40、FSX2 5W-50は、ACEA規格を取得しており、ディーゼル車両にも適用可能となっています。
また、高性能な合成油を使用しているため、流動点や粘度指数も高い水準を示しています。
さすがと言うべきか、盤石のラインナップと言えるのではないでしょうか。
モービル1(Mobil1)、ぶっちゃけどう?体験談!
さて、ここからは、とらいぼの体験談です。
一時期、Mobil1の5W-30をマイカーに入れていました。
カー用品店で目についたので、『少し高いけど物は試しだ!』という事で、入れていました。
で、どうだったかと言うと・・・・ぶっちゃけ違いは分かりませんでした。笑
そもそも、当時は古い車に乗っていたわけでもなく、MT車のような乗り手の感覚に委ねるような車に乗っていたわけでもないため、違いが分からなかったのかなと思ってます。
そもそも、オイルの違いが運転のフィーリングに出てくるかと言うと、難しいんじゃないかなとも思っていたりします。
旧車などのセンシティブな車や10万キロを超えた過走行車でなければ、現代の自動化された車両ではフィーリングに現れる、という事はそうそうないと思っています。
ただし、確実にエンジンへのダメージは蓄積されていきます。
このダメージをどれだけ減らせるかが、オイルメンテナンスに掛かっているのです。
という事で、実感はしなかったけど、勝手に満足しています。笑
あとは、安心感は半端ないですね。
なにしろ、日本で最も有名なオイルですから、実績は十分と言えるでしょう。
まとめ
世界でもっとも有名なエンジンオイル『Mobil1』を紹介しました。
結論、一度は使ってみる価値あり!、です。
流動点や粘度指数も高水準で、レースの世界でも有名ですし、実績も十分と言えるでしょう。
愛車に長く乗っていたい!と言う方には、おすすめのオイルです。
もう少し、エンジンオイルの基礎的な事が知りたい思っている方、下記ページで分かりやすく解説しています。
興味があれば、ぜひ見ていってください!