☑オートバックス量り売りオイルのサービス内容
☑オートバックス量り売りオイルの価格
☑オートバックス量り売りオイルの種類
☑オートバックス量り売りオイルのメリット
どーも、オイルエンジニアのとらいぼです。
オートバックスでのオイル交換を考えている皆さん、量り売りオイルってご存じですか?
通常のオイル交換は、店頭でオイル缶を必要量購入してオイル交換を行います。
しかし、その場合、オイルが不足して追加購入しないといけないケースがあります。
量り売りオイルは、そんな追加購入の必要がないサービスです。
通常のオイル交換と比較し、お得で、エコで、トラブルも少ないサービスです。
そんなオートバックスの量り売りオイルの価格や種類、メリットについて、紹介していきます。
オートバックスの量り売りオイルとは?
まずは、オートバックスの量り売りとは、どのようなサービスなのか解説します。
オートバックスでオイル交換する際には、2種類の方法が選べます。
『①オイル缶購入』と『②量り売り』です。
①オイル缶購入は、最もポピュラーな方法です。
店頭にあるオイル缶(大体4L缶)を購入して、交換する方法です。
ただ、この方法は、オイルが余ったり、不足したりするケースがあります。
オイルが余った場合は、持ちかえりか引き取り処分になります。
オイルが不足した場合は、新しいオイルを追加購入しないといけません。(例えば、4L缶+1L缶など)
引き取り処分は廃棄になるのでエコじゃないですし、追加購入も余分に料金が発生してしまいます。
一方、②量り売りは、これらの心配がありません。
量り売りは、店内に大きなオイルタンクがあり、そこから、車両にオイルをします。
ですので、オイルが余ったり、不足したりする心配もありません。
また、車両によって料金が明確に決まっていることもメリットの1つです。
オートバックスの量り売りオイルの種類
オートバックスの公式HPを見ると、量り売りオイルは3種類紹介されていました。
SCOOP (スクープ) | AVANTE (アヴァンテ) | Vantage SPIRIT | |
タイプ | 鉱物油 | 部分合成油 | 化学合成油 |
共同開発 | 不明 | EMGルブリカンツ | BPカストロール |
API規格 | SN | SP | SP |
ILSAC規格 | GF-5 (0W-20のみ) | GF-6 | GF-6 |
粘度 | 10W-30 5W-30 0W-20 | 5W-30 0W-20 0W-16 | 5W-30 0W-20 0W-16 |
鉱物油のSCOOP(スクープ)、部分合成油のAVANTE(アヴァンテ)、合成油のVantage SPIRIT(ヴァンテージスピリット)の3つです。
SCOOPは、APIのSN規格、ILSACのGF-5規格(0W-20のみ)を取得したオイルですが、SN、GF-5共に1つ前の規格ですので、最新規格ではありません。
一方、AVANTEとVantage SPIRITは、APIのSP規格、ILSACのGF-6規格を取得しており、共に最新規格となっています。
更に、AVANTEはEMGルブリカンツ、Vantage SPIRITはBPカストロールというメーカとの共同開発品です。
EMGルブリカンツは、聞きなじみが無いかもしれませんが、かの有名なエクソンモービルの関連会社です。
エクソンモービル、BPカストロールは両社ともに世界的に有名な企業ですし、最新規格も取得していることから、品質面は全く問題ないでしょう。
オートバックスの量り売りオイルの値段
オートバックスの公式HPでは、各量り売りの値段が下表のように紹介されていました。
また、オートバックスの公式通販サイトでの、各オイルの4L缶の価格も表に載せています。
4L缶価格と量り売りの価格を比較すると、軽自動車、コンパクトカー、普通車の場合は、ほとんどの場合で量り売りオイルの方がお得、という結果になりました。
一方、大型車においては、量り売りオイルの方が価格が高いケースがほとんどでした。
しかし、大型車の場合は、4Lでは足りず、追加購入しないといけない可能性が高いです。
その事を考慮すると、量り売りオイルの方がお得であると言えます。
オートバックスの量り売りオイルの体験レビュー
最後に、管理人が実際にオートバックスの量り売りオイルで、オイル交換をしてきたので、その体験をレビューしたいと思います。
今回は、予約なしで行ってみました!
めちゃくちゃ混んでいる!っていうわけではなかったので、
すんなりオイル交換は受け付けてくれました。
またこの時に、オイル缶を購入して交換をお願いするか、
量り売りオイルにするか、どちらかを選びます。もちろん、量り売りを選びました。
管理人が行った店舗では、下表のような料金体系になっていました。
上述した価格と同じでしたが、合成油はオートバックスのオリジナルブランドのVantage SPIRITではなく、Castrol EDGEになっていました。
また、SCOOPは10W-30のみ、AVANTEは5W-30と0W-20のみ取り扱いでした。
量り売りの取り扱い油種は、店舗によって違いがあるようです。
管理人は、部分合成油のAVANTEを選びました。粘度番手は、純正油と同じ0W-20を選びました。
また、工賃は550円と提示されましたが、この時にメンテナンス会員になったので、工賃は無料になりました。その代わり、年会費1,100円を払いました。
40分ほど店内で時間をつぶして、自分の番号が呼ばれたので、
ピットまで車を持ち込みます。
(以前行ったオートバックスの別店舗は、キーを渡して駐車位置を伝えれば、後は勝手に車両移動までやってくれたのですが、ここは店舗による違いでしょうか。)
その後、20分~30分ほどでオイル交換が終了し、
また番号で呼ばれます。
作業員の方が、オイル量をレベルゲージでフルになっている事を見せてくれます。
で、OKであれば、作業書類にサインして、そのまま、ピットから車両を出して、終了です。
今回は、オイル代が3,480円、年会費1,100円、工賃0円でした。
合計4,580円の会計でした!
オートバックス量り売りオイルのメリット/デメリット
最後に、オートバックス量り売りオイルのメリットとデメリットをまとめてみました。
量り売りオイルは、余剰分や不足分も出ませんし、価格もお得であることがメリットです。
一方、選べるオイルの種類が限られてしまう事がデメリットになります。
オイルに強いこだわりを持っている方にはおすすめできませんが、価格を重要視している方には、おすすめのサービスです!
まとめ
オートバックスの量り売りオイルについて、ご紹介しました。
メリットとデメリットでも解説させていただきましたが、価格を重要視している方にはおすすめのサービスです。
また、オートバックスの店舗によっても取り扱い油種や粘度ラインナップが異なっている可能性があるので、事前に問い合わせして確認するのが一番確実です。
皆さんが、安心安全なカーライフを送れるように願っています。
そもそも、エンジンオイルって何なんだ?っていう方、下記ページでエンジンオイルの基礎知識について、分かりやすく解説しています。ぜひ見ていってください!